新型コロナウイルス感染症を十分に予防・対策するために、感染症のそのものや新型コロナウイルスの現状についての理解をしておいた方が良いことをご存知でしょうか?コロナ対策をする前にぜひ知っておきたい、コロナの基礎をわかりやすくご紹介します。
1、コロナ対策をする前にコロナ理解をしたほうが良い理由
別にコロナについて知らなくても予防や対策しておけばいい、と考えている方も多いでしょう。しかし、コロナ対策はコロナという病気の基本を知っているか知らないかで大きな差が生まれてきます。
コロナを理解することのメリットは下記に挙げる点です。
仕組みや原因を踏まえた対策や予防なら適切に無駄なく行うことができる
保育士にコロナ対策の必要性や意義を理解してもらい、主体的な取り組みに繋げられる
保護者にコロナ対策を促し家庭内感染リスクをを下げることができる
コロナ対策の大切さを子どもに自覚させて本人の予防対策行動を生み出すことができる
フェイクニュースや商品などに騙されないよう、自分の頭で考えて対策することができる
説明責任を果たすことで保護者や社会からの信頼も得られ、保育園だけではなく、保育士、保護者全員がチームとなってコロナへの対策を行うことができます。
2、コロナとは何か?
<画像:コロナとは何か?>
コロナの正式名称は、「新型コロナウイルス感染症」です。新型コロナウイルス感染症は、新型コロナという種類のウイルスが感染して熱や咳などの症状が発生する病気のことを言います。
感染症とは、細菌やウイルスなど病気を起こす小さな生物(病原体)が体に侵入して、感染し、症状が出る病気ことを指します。
新型コロナウイルスもウイルスの1種ですが、髪の毛の1000分の1という極小サイズですので当然見ることはできません。
<画像:感染症とは?>
つまり、新型コロナウイルス感染症は、「新型コロナウイルス」という病原体が、人々の体に侵入して、咳や熱などさまざまな症状を引き起こす病気のことを言います。
3、コロナに感染するステップとは?
コロナに感染するということは、病原体が体の中に入り、病気が発症することを指します。
具体的にどのような流れになっているのかをご説明します。
<画像:感染の輪>
新型コロナウイルス(病原体)にAさんが感染します。
感染したAさんが感染源となります。
咳をしたり物を触ったりすることで感染者Aさんからコロナ(病原体)が体の外に出されます。
Aさん以外の人がその飛沫を吸い込んだり、病原体を触った手で顔を触ります。
その人の体内に病原体が侵入します。
病原体に感染した人の体の中で、生体防御反応が起こり、その結果、発病となります。
<画像:感染の流れ>
まとめ
コロナの感染状況は、これからどうなるかわかりません。今わかっている新型コロナウイルスの基本を理解しておくことで感染リスクを下げることができますので、コロナ対策の第1歩としてコロナ理解をオススメしております。
保育園の形は1つではありません。
保育園の経営者、園長先生、保育士が、「自園が取るべき行動は何か?」と主体的に考え、行動することが何よりも大切です。その一歩のための支えになることができましたら、これほど嬉しいことはありません。みなさまのお力になれることがあればご連絡ください。
「経営課題について解決支援をしてほしい」という具体的なご相談はもちろん、「とりあえず話を聞いてみたい」という場合でも、相談は無料ですので保育園のコロナ対策や経営についてご不明な点や疑問点などありましたらお気軽にご相談ください。
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